「○○企業から個人情報××万件が流出しました」というニュースがよく流れますが、
私たちはお客様の、そして自分の個人情報を守るためにはどうすれば良いのでしょう。
「プライバシーマーク制度」という言葉を耳にしたことがある方も多いと思いますが、
皆さんはこの制度の中身をご存知でしょうか?
「プライバシーマーク制度」は、(財)日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)により
認定される公的制度です。
認定された企業や団体などは個人情報保護の制度や運用が適切であることを「Pマーク」
というロゴを用いて示すことができます。
つまり「Pマーク」ロゴは、適切に個人情報を取り扱っている企業である証拠で、安心して
個人情報を開示できる判断材料ともなるのです。
私は入社後に新人教育を通して「プライバシーマーク制度」の運用の厳しさと重要性を
学びました。まず預かった個人情報の取扱いは非常に厳しく規定されており、
いかに漏洩や盗難を防ぐか廃棄に至るまで厳格なルールが決められています。
人材派遣システム【スタッフWin】を開発、サポートしている弊社は、膨大な個人情報を
扱う顧客のために「プライバシーマーク」を取得しました。
今年で取得から17年目で、2年毎に行われる審査を経て、昨年で更新8回目を迎えました。
「プライバシーマーク」更新8回、これは社員の情報はもちろん、取引先の皆さまの情報を
強い自覚と責任をもって取り扱っている証拠です。
昨今、個人情報やプライバシーの取り扱いについて不安が広がる一方で、ますます
個人情報保護への関心も高まっています。
インターネットショッピングや会員登録等に自分の個人情報を提供する場面も増えている今、
皆さまも「個人情報」を安心して提供するために、その企業や団体がプライバシーマークを
取得しているか確認してみるのも一案ですね。
次回は「プライバシーマーク制度」について詳しく考えてみましょう。